Q: 脊髄刺激療法は安全なものですか?
A: 脊髄刺激療法は安全かつ効果的なものであることが実証されており※1、数十年にわたる使用実績があります。脊髄刺激療法の成功例は、全世界で35 万人を超えています※2。脊髄刺激療法によるリスクについては主治医にご相談ください。

Q: 脊髄刺激療法で痛みが完全になくなりますか?
A: 脊髄刺激療法で得られる痛みの緩和の程度には個人差がありますが、多くの患者さんで痛みが少なくなります。どの程度痛みが緩和するかの判断には、トライアル手術が参考になります。

Q: 脊髄刺激療法によって、疼痛治療薬を使わずに済むようになりますか?
A: 脊髄刺激療法で十分な効果が得られ、疼痛治療薬を必要としなくなる患者さんもいらっしゃいます。また、使用する疼痛治療薬の量が減る場合もあります。疼痛治療薬の用法・用量の変更については必ず主治医にご相談ください。

Q: いつ通常の活動を再開できますか?
A: 手術後数週間は運動を制限する必要があります。脊髄刺激療法は、この期間の経過後に健康で活動的なライフスタイルを送れるよう設計されています。しかし、手術後に活動を再開したり運動を行ったりする場合には、事前に必ず主治医にご相談ください。

Q: 脊髄刺激療法に伴うリスクはありますか?
A: 脊髄刺激療法に伴うリスクは、一般的な手術と同様です。
詳細については主治医にご相談ください

Q: 刺激を私が実際にコントロールできますか?
A: 脊医師がプログラムした範囲でできます。脊髄刺激療法のリモートコントロールとそれぞれの患者さん専用の設定またはプログラムを用いて、刺激のオン・オフ、刺激レベルの強弱、正確な刺激部位の調整ができます。

Q: 脊髄刺激療法は1日24時間使用するのですか?
A: 患者さんご自身で決められます。脊髄刺激療法はご希望に合わせて1日24時間使用できるよう設計されています。ただし、いくつか制約がありますので主治医の説明に従ってください。例えば、就寝中の充電や自動車を運転中の使用はできません。

Q: 脊髄刺激療法1 セットで、複数の部位の痛みに対応できますか?
A: 脊髄刺激療法は同時に複数の疼痛部位に対応できるよう設計されています。リモートコントロールを用いて、それぞれの疼痛部位に対する刺激の強さを調節できます。

Q: 刺激装置のバッテリーの充電は簡単ですか?(充電式の場合)
A: 刺激装置のバッテリーの充電は簡便にできるような設計となっています。軽量で持ち運び可能なコードレス式の充電器であれば、動き回りながら充電ができます。柔らかい布製のベルト(充電器に付属)を用いて充電もできます

Q: 植込んだ装置は触って分かりますか?植込み部位は目立ちますか?
A: 刺激装置は小型で、日常生活に支障のない位置に留置できます。ほとんどの患者さんは皮膚を押すと、装置があることを確認できます。また、植込み部位は大抵の場合、大きく目立つことはありません。

※1 Kumar K, Taylor RS, Jacques L, Eldabe S, Meglio M, Molet J, Thomson S, O’Callaghan J, Eisenberg E, Milbouw G, Buchser E, Fortini G,Richardson J, North RB. The effects of spinal cord stimulation in neuropathic pain are sustained: a 24-month follow-up of the prospectiverandomized controlled multicenter trial of the effectiveness of spinal cord stimulation. Neurosurgery. 2008 Oct;63(4):762-70
※2 Data on File
 

 

監 修
細川 豊史 先生
京都府立医科大学
疼痛・緩和医療学講座 教授

監 修
宮城 靖 先生
医療法人相生会 福岡みらい病院
機能神経外科 部長