腎がんと診断された患者様へ
どうやって治療するの?(薬物療法・放射線療法・監視療法)

腎がん患者様のための情報ページ
腎がんに対して近年さまざまな治療法が確立されており、手術療法をはじめ経皮的局所療法などそれぞれの患者様に適した治療を選択できる時代となりました。
腎がんの治療法には手術療法や経皮的局所療法のほかに、ステージによっては薬物療法や放射線療法、監視療法を行うこともあります。
 

腎がんの治療


 
 
 
  
 

 ③薬物療法


がんが大きい、転移している場合、手術前に薬物療法でがんを小さくしてから手術が行われることがあります(術前補助化学療法)。
また、手術で切除しきれなかった微小ながんが残っている可能性がある場合や、転移がんの再発予防が必要な場合には、手術後にも薬物療法が行われることがあります(術後補助化学療法)。

術前の補助化学療法には分子標的薬が使われますが、効果が不十分な場合には免疫療法が行われることもあります。 

表をクリックするとPDFが表示されます
 
  

 ④放射線療法


がんが脳に転移した場合、放射線療法が行われることがあります。また、骨に転移したがんによる痛みの緩和を目的に行われることもあります。
 
  

 ➄監視療法


直径4cm以下の小さながんに対し、すぐに手術を行わず、造影剤を用いた検査などを定期的に行って経過を観察する方法です。

高齢者や合併症が多い方に対し、過剰な治療を避ける目的で行われることがあります。

 
 
 

関連疾患情報

がんに関する情報は以下でも取り扱っております。

医療従事者の皆様へ

本トピックスに関連する製品のページがございます。ぜひご覧ください。(医療従事者向け)