脳深部刺激療法(DBS)とは

DBSは、脳の深部に電気刺激を与え、体の動きに関わる脳内の信号を調整することで、パーキンソン病や本態性振戦の症状を軽減します。脳内に電気刺激を送るため、体内に小さな機器を植込みます。 

DBSに期待できること

  1. ふるえやパーキンソン病による運動障害を軽減できる
    パーキンソン病では、お薬が切れて生じる症状を改善し、1日中お薬が効いている状態に保つことができる。(図1参照)
  2. お薬を飲む時間を気にすることがなくなり、活動や行動範囲が広がる
  3. お薬の量を減らすことができ、お薬による副作用が軽減できる
  4. 必要に応じて刺激の強度を調整しながら治療できる
  5. 体の左右に差のある症状に対して別々に調整できる
*万が一効果がなかったり副作用がコントロールできなかったりした場合、刺激を中止する(オフ)、または植込んだ機器は手術で除去することができます。
*治療効果には個人差があります。

DBS
 

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