50万人以上が選んだPFA治療 — 心房細動の新たな未来


ボストン・サイエンティフィックが開発・提供するパルスフィールドアブレーション(PFA)治療による心房細動(AFib)治療を受けた患者さんが、世界で50万人を超えました。

この発表は、9月末に開催された米国でのインベスターデーで紹介されたもので、心房細動アブレーションの新しい選択肢としてPFAが急速に広がっていることを示しています。

日本においても心房細動の患者数は増加傾向にあり、脳梗塞や心不全などの合併症リスクが課題とされています。PFAは、電気パルスを用いて心筋組織のみを選択的に処置することで、安全性と効率性の向上が期待される新しい治療法として注目されています。
今回のマイルストーンは、単なる数字にとどまらず、世界中の医療現場でPFAが日常診療の一部として浸透しつつあることを示しています。

日本においても、保険償還の対象となってからは導入施設や症例数が増加しており、医療現場からは、治療の効率化や患者さんの負担軽減といった、PFAによる新しい価値が報告されています。


また、毎年9月は世界的な#AFibAwarenessMonth(心房細動啓発月間)として、心房細動の症状や合併症リスク、早期診断・治療の重要性を広く伝える活動が行われています。

今回の節目は、こうした啓発活動とも連動しており、ボストン・サイエンティフィックが医療従事者とともに、世界中の患者さんの健康状態を改善するために、革新的な治療法を提供し、患者さんの人生を実り多いものにすることに全力で取り組んでいることを示すものです。

For people living with AFib, the chance to feel normal again is everything. 心房細動患者さんにとって、“健やかな日常”を取り戻すことは、なによりも大切なことです