2021-4-26

病気に気づかない“隠れ”前立腺肥大症に注意
前立腺肥大症の疾患啓発サイト「前立腺肥大症の治療.jp」を開設
~コロナ禍で受診控えも増加。病気に関する情報やセルフチェック、治療法、また専門医からのメッセージなどを紹介~

ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:スティーブン・モース)は、前立腺肥大症の可能性がある方、現在治療を行っている方、またそのご家族の方向けに、前立腺肥大症の症状や治療法をご紹介する疾患啓発サイト「前立腺肥大症の治療.jp」を開設しました。


前立腺肥大症の治療.jp」トップページイメージ
https://bph-chiryo.jp
前立腺肥大症の原因となる前立腺の肥大は50代から急速に増えはじめ、60代で50%、70歳以上では70%もの方に肥大が見られます。しかしその症状は「トイレへ行く回数が増えた」「残尿感がある」「夜中にトイレに起きてしまう」など、加齢のせいとして片づけられてしまうものが多いため、病気に気づかない“隠れ”前立腺肥大症の方が多くいらっしゃいます。また、コロナ禍において、医療機関での受診を控えることで、治療により症状を改善できる可能性があるにもかかわらず病気の発見が遅れ、さらなる“隠れ”前立腺肥大症の増加が予想されます。
そこで本サイトでは病気の症状や薬物、手術などの幅広く包括的な治療法のご紹介、そして専門医からのメッセージや自宅でできる「セルフチェック」機能、治療できる病院を探せる「病院検索」機能まで、病気への理解を深める様々なコンテンツをご用意しました。患者様の病気の早期発見・早期治療に繋がる事を期待しています。

■総合監修コメント:札幌医科大学附属病院泌尿器科 舛森直哉教授より

前立腺肥大症の治療は様々な治療法が確立されており、近年は低侵襲な手術も一般的になっています。重症化すると深刻な合併症を引き起こす可能性があるため、適切な治療が重要ですが、コロナ禍により受診を控えることで前立腺肥大症に気づかず症状に苦しむ患者さんが増えることが考えられます。適切な情報を得て受診し、症状にあった治療を受けていただくことにより、QOL(生活の質)の向上に繋げていただきたいと思います。

■サイト概要

名称: 前立腺肥大症の治療.jp
URL: https://bph-chiryo.jp
総合監修:舛森 直哉先生(札幌医科大学附属病院 泌尿器科 教授)
コンテンツ:

  • それって前立腺肥大症かも:病気の概要、診断方法、セルフチェック機能
  • 治療法を知る:治療法(薬物療法や手術療法)の概要と詳細
  • 専門医からのメッセージ:泌尿器科専門医より、病気、検査方法、治療法などの詳細な解説
  • 患者さん体験談:前立腺肥大症の治療を受けられた患者様の体験談(後日掲載)
  • 病院検索:前立腺肥大症の治療が可能な医療機関の検索機能

 ※専門医からのメッセージ、患者体験談、病院検索内の医療機関などは随時更新予定

<ボストン・サイエンティフィックについて>

ボストン・サイエンティフィックは、低侵襲治療(インターベンション)に特化した医療機器メーカーとして、1979年に米国で誕生しました。現在の取扱製品は17,000種以上であり、グローバルで約38,000名の従業員、13ヵ所の製造拠点を擁し、120ヵ国近くのマーケットで確固たる地位を誇る世界最大級の医療機器メーカーとして、医療テクノロジーをリードし続けています。

世界第2位の医療機器市場である日本においては、心血管疾患領域をはじめ、不整脈・心不全疾患領域、末梢血管疾患、消化器疾患、泌尿器疾患、婦人科疾患領域、疼痛管理・パーキンソン病の治療領域で、患者さんの人生を実り多いものにすることに全力で取り組み、日本の医療に意義のあるイノベーションを起こしていきます。

企業サイト:http://www.bostonscientific.jp