栄養補給における投与経路

ASPEN 米国静脈経腸栄養学会による栄養法に関するガイドラインを用いて、栄養法を選択する考え方をご紹介します。こちらは主にPEGを行う医師を対象とした内容です。
以下の投与経路図はASPEN(米国静脈経腸栄養学会)からの抜粋です。 

栄養法の選択基準:

  • 患者さんの全体像の把握
  • 栄養評価を行い、消化管機能の有無を確認
  • 消化管機能が機能している場合 → 経腸栄養法の適応
  • 消化管機能が機能していない 又は 傷害がある場合 → 静脈栄養法の適応

経鼻チューブ/胃瘻又は腸瘻の選択基準:

  • 栄養投与期間が短期の場合(4週間以内) → 経鼻チューブの適応
  • 栄養投与期間が長期の場合(4週間以上) → 胃瘻または腸瘻の適応