2025-9-8
FARAPULSE™ パルスフィールドアブレーションシステム、
持続性心房細動に対する新たな適応追加承認を取得
~より多くの心房細動患者さんに、治療の選択肢を提供~
持続性心房細動に対する新たな適応追加承認を取得
~より多くの心房細動患者さんに、治療の選択肢を提供~
超高齢社会を迎える日本において、心房細動の有病率は2030年には100万人を超えると予想され2、日本の医療現場での迅速な治療手段は急務となっています。「FARAPULSE パルスフィールドアブレーション(PFA)システム」は、肺静脈の出口にカテーテルで電場(パルスフィールド)を形成して電気的に隔離することで、心房への異常な電気信号を遮断して心房細動を治療します。PFA治療は、心筋が他の臓器よりも障害閾値が低いことを応用し、心筋を選択的に焼灼することが期待されています。「FARAPULSE PFAシステム」は、2021年の欧州発売以来、これまで世界65以上の国と地域で承認され、20万例を超える臨床使用実績を持ち、120以上の査読付き論文で本製品の有効性、安全性が示されております。日本では2024年9月26日に薬事承認を取得し、11月1日より全国発売いたしました。2025年4月24日には一部変更承認を取得し、自社製3次元マッピング上で、磁気トラッキングによる正確なカテーテル位置情報に加えて、カテーテル形状やアブレーション実施部位を参考情報として表示できるようになりました。また、短時間で安定した手技が可能となることで、医療現場の負担軽減や手技効率の改善、さらには患者さんの早期回復への貢献も期待されています。
2 Bordignon S, Chiara Corti M, Bilato C. Atrial Fibrillation Associated with Heart Failure, Stroke and Mortality. J Atr Fibrillation. 2012 Jun 15;5(1):467. doi: 10.4022/jafib.467. PMID: 28496747; PMCID: PMC5153082.
ボストン・サイエンティフィックは、世界中の患者さんの健康を向上させる革新的なメディカルソリューションを提供することにより、患者さんの生活を改善しています。40年以上に亘り、グローバルにおいて医療テクノロジーのリーダーとして、患者さんの満たされていないニーズに応え、ヘルスケアにかかるコストを削減するパフォーマンスの高いソリューションを幅広く提供することにより、患者さんの生活に貢献するためのメディカルサイエンスを発展させています。日本においては、心血管疾患領域をはじめ、不整脈・心不全疾患領域、末梢血管疾患、消化器疾患、泌尿器疾患、婦人科疾患領域、疼痛管理・パーキンソン病の治療領域で、患者さんの人生を実り多いものにすることに全力で取り組み、日本の医療に意義のあるイノベーションを導入していきます。
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