2022-8-26

ボストン・サイエンティフィック、Obsidio社の買収を発表
インターベンショナルオンコロジーに塞栓術用製品ラインアップとして末梢血管での使用が認可された新技術を追加

(このプレスリリースは、2022年8月15日に米国ボストン・サイエンティフィック社が発表したプレスリリースを翻訳したものです。)
ボストン・サイエンティフィック(本社:マサチューセッツ州マールボロ、ニューヨーク証券取引所略号:BSX)は本日(2022年8月15日)、Obsidio社の買収を発表しました。Obsidio社は末梢血管系の血管塞栓術に使用するGel Embolic
Material(GEM™)技術を開発した非公開企業です。
塞栓術は動静脈奇形や腫瘍への血流を抑制または遮断するための低侵襲的な手技で、腫瘍からの出血を止めることで悪性および良性腫瘍を縮小させ、動静脈奇形においてはその血行動態を安定させることを目的としています。
先ごろ米国食品医薬品局(FDA)より認可を取得したGEM技術は独自に開発された半固形物質をすぐに使える形態で包装したもので、これにより、塞栓術手技で必要であった多くの準備時間を短縮できます。カテーテルからこのGEM材を送り込むと、ゲル状の成分によって目的とする血管に対してコントロール下で留置することができます。固形や液体の塞栓材が血流を阻害するまでに時間を要するのとは異なり、GEM技術は留置するだけで標的血管に適合して直ちにバリアが形成されます。
「GEM技術は、固形の正確なコントロール性と液体の良好な適合性という、現行の塞栓材の利点を組み合わせて生み出された独自の技術です。これにより、手技の効率化が図られ、これまで以上に患者さんに対応した治療を行えます」とボストン・サイエンティフィック社ペリフェラルインターベンション事業部プレジデントでインターベンショナルオンコロジーおよび塞栓術分野を率いるピーター・パティソンは述べています。また「今回の買収は出血や癌、その他の衰弱状態に苦しむ患者さんや医師にとって差異化された解決策を提供し、当社のインターベンショナルオンコロジーの塞栓術用製品ラインアップを強化します」とも語っています。
本取引はボストン・サイエンティフィック社のGAAPおよび2022年の調整後1株当たり利益に影響しないと予測されます。具体的な取引条件は公開されていません。
 
 

<ボストン・サイエンティフィックについて>

ボストン・サイエンティフィックは世界中の患者さんの健康を向上させる革新的なメディカルソリューションにより生活を改善しています。40年を超えるグローバルな医療テクノロジーのリーダーとして、患者さんの満たされていないニーズに対応し、ヘルスケアのコストを削減するパフォーマンスの高い広範なソリューションを提供して、生活のためのテクノロジーを発展させています。詳細については、www.bostonscientific.com/TwitterFacebookをご覧ください。
 

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