Ultra ICE ™ IntraCardiac Echo Catheters

ウルトラ アイス

さまざまな角度から心血管を診断。 独自の技術を結集した、ICE超音波診断用カテーテルです。

 

 

製品詳細

ICE超音波診断用カテーテルは、9MHzトランスデューサーにより、血管内のみならず心腔内の解剖学的構造をさまざまな角度から診断することが可能です。同時にカテーテル位置を容易に視認でき、インターベンション治療をサポートします。 
  • 高い深達度を実現
    深達度が高い9MHzのトランスデューサーの採用により、6~9cmの距離まで画像イメージを得ることができます。そのため血管だけでなく、右心・左心を問わず心腔内全体の解像が可能であり、かつ心腔の解剖学的構造の診断やアブレーションカテーテル/マッピングカテーテルの正確な位置を把握することが可能です。
  • トルクコントロールに優れたBraided Shaft
    ブレード構造のシャフトによって、優れたトルクコントロールが得られるとともに、確実なカテーテルの操作が可能です。
  • プラグインを容易にしたクイックプラグ
    IVUSコンソールに対応するUltra ICETMハブの採用により、コンソール(MDU)へのプラグインが容易です。さらに、均一にRotationする安定したシャフトの回転を実現しました。
  • 手技時間を短縮する容易なプレップ
    シリンジによってディスタルチップから滅菌水を注入し、簡単な気泡除去操作を行うだけで、手技の準備を完了することができます。
  • 血管壁に優しいRound Tip
    先端部の形状は、血管損傷リスクを低減するRound Tip形状です。安全なアプローチを可能にします。

Ultra ICE™カテーテルによるトランスセプタルアプローチ

Ultra ICE™カテーテルを使用してトランスセプタルアプローチを行うには、下記の4つのイメージを理解しておく事が、非常に重要です。 

1.上大静脈付近のイメージ

まず始めに、SVC内にUltra ICE™カテーテル(以下カテーテル)を留置します。この場所において典型的に見られる部位は、上行大動脈(Ascending Aorta/AAO)、右肺動脈(RightPulmonary Artery/RPA)、右上肺静脈(Right Superior Pulmonary Vein/RSPV)です。

 

2.卵円窩付近のイメージ

カテーテルを右心房内の卵円窩(Fossa Ovalis/FO)中間付近まで後退させ続けると、カテーテルイメージにより、各部位の相関関係が簡単明瞭に確認出来ます。この付近で典型的に見られる画像は、左房(Left Atrium/LA)、左房自由壁(Left Atrial Free Wall/LAFW)、大動脈弁(Aortic Valve/AOV)、分界稜(Crista Terminalis/CT)です。

 

3.冠状静脈洞付近のイメージ

カテーテルイメージにより、右房底部(Right Atrium Floor)、冠状静脈洞(Coronary Sinus/CS)、あるいは下大静脈(Inferior Vena Cava/IVC)が確認された場合は、カテーテルを後退させ過ぎているので、押し戻します。  

 

4.テンティング

カテーテルイメージにより、卵円窩中間付近を確認します。確認が出来たら、カテーテルはそのままにし、X線透視装置を使用してトランスセプタルダイレーターをカテーテル先端側を経てそのまま中隔側に動かし、カテーテルイメージ内の卵円窩が「テンティング形状(Tenting/テント頭頂部の三角錘形状の事)」になるのが確認出来るまで、トランスセプタルダイレーターを更に中隔側に押し付けます。

 

Ultra ICE™ カテーテル準備方法

用意するもの

 
Fluid Dock™を滅菌蒸留水を10cc程度満たしたシリンジに装着し、Ultra ICE™カテーテル先端を挿入します。
カテーテル内に蒸留水を注入していきます。このとき、カテーテル先端が下に、尾部が上に来るようにします。
カテーテル尾部の排水口より排水されることを確認します。シリンジ内の蒸留水10ccすべてを注入し、カテーテル内の気泡をできるだけ取り除きます。 
先端カプセル内に残った気泡を取り除くため、カテーテル先端を下にし、先端部分を数回、軽く弾きます。 
カテーテル先端から30cmくらいのところを持ち、先端を下にした状態でぐるぐると振り回し、遠心力で先端部分の気泡を取り除きます。 
先端部分に気泡がないことを確認します。
 ※Ultra ICETMカテーテル内に残留した気泡は、画像の断絶や乱れ等の原因となる可能性があります。Ultra ICETMカテーテルの準備は、ここで記載した方法を遵守して下さい。
 
先端部分の気泡により画像描出に問題があると判断された場合には、カテーテルコネクタをモータードライブユニットから取り外し、再度4.5. の手順を繰り返すことをお勧めいたします。 
先端部分に再度滅菌水を注入する場合には、カテーテルコネクタをモータードライブユニットから取り外し、さらにカテーテルコネクタを滅菌バッグから取り出した状態で滅菌水を注入し、カテーテルコネクタのフラッシュポート口より漏出する水分をしっかりと拭き取ってから、再度カテーテルを接続して下さい。
カテーテルを接続したまま滅菌水を注水した場合、滅菌水がモータードライブユニットのコネクタ内に入り込むことによって電気的な障害が発生し、イメージの描出に影響が出る可能性があります。
また、カテーテルを取り外した際、滅菌バッグから取り出された部分は不潔状態になりますので、清潔野を汚染しないように充分に注意をして下さい。
 

ラインナップ

Ultra ICETM 

Fluid DockTM

 

承認番号・販売名

医療機器承認番号:20700BZY01077000
販売名:超音波イメージングカテーテル