用語集

あ行

いしょくどうぎゃくりゅうしょう (胃食道逆流症)

胃液や十二指腸液が食道に逆流して、食道の壁に炎症などを起こすことにより、「胸やけ」、「つかえ感」、「胸痛」などの症状を示します。

いろう (胃瘻)

胃と体外を直接つなげるために,手術によって腹部外側から管を入れてつくったトンネルのことです。様々な病気により食物を飲みこむことが難しくなった嚥下(えんげ)障害の患者さんに対し,腹部の外側から管(トンネル)を通じて胃の内部に栄養や水分を送り込むために用います。

けいひないしきょうてきいろうぞうせつじゅつ
(経皮内視鏡的胃瘻造設術)


局所麻酔で腹壁を穿刺し内視鏡を使用して新たな食物摂取の経路を(口を通さずに直接胃に)造設する方法です。Percutaneous Endoscopic Gastrostomy:PEGの日本語です。

インフォームド・コンセント

和訳的には「納得診療」又は「説明と同意」とされており、医師等から診療内容などについて十分な説明を受け納得した上で、患者が選択した医療を受ける事です。

えし (壊死)

からだの組織、細胞等が死滅することを壊死といいます

えんげくんれん (嚥下訓練)

様々な原因により、飲食物を自然に飲み込むことが難しくなった患者さんがおこなう、意識的に飲み込めるようにする訓練です。

えんげしょうがい (嚥下障害)

疾病や老化などの原因により飲食物の咀嚼(そしゃく)や飲み込みが困難になる障害をいいます

おうと (嘔吐)

嘔吐(おうと)=口から食べたものや飲んだものをもどすこと。 胃から小腸への排出する機能が低下している場合に良く起こります。 

か行

ひふかいよう (皮膚潰瘍)

皮膚表面の一部に見られる組織欠損で、真皮に達しているものを指します。これより浅いものは「びらん」といいます。

かんげざい (緩下剤)

便秘の際などに、排便誘導のために使用する下剤のことです。 塩類下剤、ひしま油、アントラキン誘導体、フェノ-ルフタレイン誘導体、ジフェタノ-ル誘導体などがあります。

いしょくどうぎゃくりゅうしょう (胃食道逆流症)

胃液や十二指腸液が食道に逆流して、食道の壁に炎症などを起こすことにより、「胸やけ」、「つかえ感」、「胸痛」などの症状を示します。

クリティカル・パス

PEGに関する指導、オリエンテーション、ケア、検査などの一連の流れや、病院内の各専門職がどのようにその患者の胃瘻造設から安定的な栄養剤注入、そして嚥下訓練などに関わるかを、1つの表の中で現わした作業工程表の事です。 患者さんやそのご家族が複雑な治療の流れを理解するのに役立ちます。

けいちょうえいよう (経腸栄養

口からの食物摂取ができないとき、直接胃や小腸に、流動食や液状の栄養食を注入する方法。

けいびいかんえいよう (経鼻胃管栄養)

鼻から胃までカテーテルを通して栄養剤を注入する、栄養療法のひとつです。

けいひないしきょうてきいろうぞうせつじゅつ
(経皮内視鏡的胃瘻造設術)


局所麻酔で腹壁を穿刺し内視鏡を使用して新たな食物摂取の経路を(口を通さずに直接胃に)造設する方法です。Percutaneous Endoscopic Gastrostomy:PEGの日本語です。

げり (下痢)

便が水様上となり,排便が頻繁に起こることです。 下痢が続くと脱水症状になるので、点滴静注など水分補給に気をつける必要があります。

ごえんせいはいえん (誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎とは口腔内の細菌などが気管にはいって発症する病気です。特に、体力の弱っている高齢者に多くみられます。  嚥下性肺炎または吸引性肺炎ともよばれ、食べた物や飲んだ物が誤って気管に入る事を契機として発生する肺病変です。

こうくうケア (口腔ケア)

口腔の疾病予防、健康の保持・増進を目指した看護や介助をいい、口腔内細菌からの感染を防ぐために口腔内を清潔に保つことです。 

さ行

じこばっきょ (自己抜去)

体内に留置されているチューブを患者さん自身が抜いてしまう事です。

ほっせき・しゅちょう (発赤・腫脹)

発赤とは皮膚組織が赤くなることであり、腫脹は皮膚組織が盛り上がり、膨らむ事です。 

しょうかたいえいようざい (消化態栄養剤)

普通の食事がとれないときに用いる総合栄養剤です。アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど体に必要なほとんどすべての栄養分が配合されており、水に溶け消化を必要としません。 脂肪分も低く押さえられているので、吸収もよく下痢も少ないのが特徴です。

じょくそう (褥瘡)

圧迫等によって血行が遮断されることにより、皮膚に栄養、代謝障害が起きます。この状態が長時間継続したり,あるいは繰り返されることにより、身体の接触面にただれが起こったり、悪化して皮膚や内部組織が壊死する状態をさします。

ちゅうしんじょうみゃくえいよう (中心静脈栄養)


鎖骨下、頚、肘の静脈などから心臓またはその近くまでカテーテルを挿入し、高カロリーの液を持続的に点滴投与する方法です。これにより、静脈からの投与だけで栄養管理ができますが、厳重な清潔操作が必要になります。手術の前後や体力の消耗がいちじるしい患者や、又は口からの栄養摂取ができない低栄養状態の患者を対象として行います。

せいしき (清拭)

シャワー、入浴が出来ない方のからだを熱いタオルで拭くことを清拭といいます。入浴と同じく、からだを清潔にし、血行を促進することが目的です。 

た行

ちゅうしんじょうみゃくえいよう (中心静脈栄養)

鎖骨下、頚、肘の静脈などから心臓またはその近くまでカテーテルを挿入し、高カロリーの液を持続的に点滴投与する方法です。これにより、静脈からの投与だけで栄養管理ができますが、厳重な清潔操作が必要になります。手術の前後や体力の消耗がいちじるしい患者や、又は口からの栄養摂取ができない低栄養状態の患者を対象として行います。

てんねんのうこうりゅうどうしょく (天然濃厚流動食)

自然食品を原料としているが、水分量を少なくして、単位重量あたりのエネルギー量を1cal/1ml以上に高めている。普通流動食の欠点を改善している。
 

な行

ないしきょう (内視鏡)

内視鏡とは、体の中を直接観察するための機械や方法です。 先端にレンズのついた管を差し入れて観察し、場合によっては処置・治療が行えます。

にくげ (肉芽)

線維芽細胞と毛細血管からなる組織。異物を器質化する場合や、組織の欠損を補填する際に形成されると言われます。

は行

はんしょうかたいえいようざい (半消化態栄養剤)

自然食品を人工的に処理した高エネルギー、高蛋白の栄養剤です。消化態栄養剤に比べると、腸で多少消化されてから吸収される為、脂肪含有量が比較的多くなっています。消化管の働きを必要とします。

バンバーしき (バンパー式)

経腸栄養を行うために胃ろうに埋め込むチューブのひとつの種類です。 胃壁側固定はバルーン(風船)でなく、バンパーで行います。 バンパーには、ドーム型・T字型などがあります。

バルーンしき (バルーン式)

経腸栄養を行うために胃ろうに埋め込むチューブのひとつの種類です。 胃壁側をバルーン(風船)で膨らませて固定します。 

ひふかいよう (皮膚潰瘍)

皮膚表面の一部に見られる組織欠損で、真皮に達しているものを指します。これより浅いものは「びらん」といいます。

びりょうげんそ (微量元素)

鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、コバルト、クロム、セレンなど。鉄、ヨウ素以外は通常の経口摂取では欠乏することはありません。

ふくたい (腹帯)

腹部を緩やかに固定する帯です。 胃瘻用の腹帯もあります。

ふくまくえん (腹膜炎)

胃腸や肝臓などの内臓が入っている場所を腹腔といいますが、この腹腔内に炎症がおこった状態を腹膜炎といいます。

ぺグ (PEG)

Percutaneous Endoscopic Gastrostomyの略で経皮内視鏡的胃瘻造設術と訳します。

ぺジュ (PEJ)

Percutaneous Endoscopic Jejunostomy=PEGによって造られた瘻孔から幽門を通して小腸にカテーテルを留置することを経皮内視鏡的腸胃瘻造設術言います。減圧胃瘻の手段や胃食道逆流がひどいときに施行します。

ボタンしき (ボタン式)

栄養剤を注入していない時は、体の表面に長いカテーテルが飛び出さず、ボタン型の留め具のみになるのがボタン式です。

ほっせき・しゅちょう (発赤・腫脹)

発赤とは皮膚組織が赤くなることであり、腫脹は皮膚組織が盛り上がり、膨らむ事です。  

や行

ゆうもんぶ (幽門部)

胃の出口で十二指腸へ移行する部分を幽門と呼びます。 

ら行

ろうこう (瘻孔)

体の中と外をつなぐトンネルのことです。 PEGの場合は、胃ろうのことをさします。

ろうこうしゅういえん (瘻孔周囲炎)

瘻孔部に発赤・腫脹の症状が認められる状態を瘻孔周囲炎と呼びます。