Alt Text *
腎がんに対して近年様々な治療法が確立されており、手術療法をはじめ経皮的局所療法など適切な治療を選択できる時代となりました。このページでは腎がんについて情報提供させていただきます。
 
監修
   九州大学病院 泌尿器・前立腺・腎臓・副腎外科 教授 江藤 正俊 先生
   兵庫医科大学病院 診療部長(放射線科/放射線医療センター長 主任教授 山門 亨一郎 先生
 
腎臓とは

腎臓は、背中の腰あたりにある、握りこぶしぐらいの大きさの臓器で、背骨をはさんで左右に1つずつあります。
 

腎臓のはたらき

【尿をつくる】
腎臓の大切なはたらきの一つに、尿をつくることが挙げられます。
血管を通して全身をめぐり流れてきた血液は、腎臓の中で「ろ過」されます。ろ過によって取り出された老廃物は、尿として膀胱から体の外へ排出されます。ろ過されたきれいな血液は再び全身へと流れていきます。老廃物が排出されず、体の中に溜まってしまうと、体のむくみや息苦しさ、食欲不振、頭痛、吐き気などの症状が現れます。

〈その他の腎臓の働き〉
・体の中の環境を整える
・赤血球の産生を促す
・血圧を調節
・骨を丈夫にする
 

腎がんとは

腎臓は、「腎実質」や「腎盂」と呼ばれる部位から構成されています。腎がんは、「腎実質」のがんのことを指し、腎盂がんとはその性質や治療法は異なります。
腎がんは、顕微鏡による組織の見え方でいくつかの種類に分類されます(組織型分類)。その種類によって、治療の内容が異なります
<症状>
腎がんが小さい初期には、多くの場合症状はみられません。そのため、健康診断や人間ドックの際に偶然発見されることが多いです 。
腎がんが進行して大きくなると、以下のような症状が現れる場合があります。  


進行した腎がんの主な症状
・血尿(尿が赤くなる)
・背中や腰、お腹の痛み
・お腹のしこり
・倦怠感、発熱
・体重が減る
 

腎がんの病期

腎臓のはたらき

・腎臓のはたらきを知ることで、腎臓をケア、治療する重要性への興味をひく。 ・切除術による腎機能の低下への理解を深めるための情報提供。

腎がんとは、病期と検査について

"・症状はイメージイラストを使って表現 ・罹患率はグラフ化も可(ただし、e-Statを使用する場合は腎盂がんも含まれている)"

腎がんの治療

・がん情報サービスに記載されているようなアルゴリズムを掲載する場合、転載許諾の申請が必要です。


腎がん患者様のための情報ページ


関連疾患情報

がんに関する情報は以下でも取り扱っております。

医療従事者の皆様へ

本トピックスに関連する製品のページがございます。ぜひご覧ください。(医療従事者向け)