2016-02-04

ボストン・サイエンティフィック、2015年12月31日に終了した2015年第4四半期および通年の決算発表

マサチューセッツ州マールボロ (2016年2月4日) -ボストン・サイエンティフィック社 (NYSE: BSX)は、2015年12月31日に終了した第4四半期に19億7,800万ドルの売上を計上しました。これにより、営業収益は、前年に比べ10パーセント (為替変動の影響および売却事業の影響を除く) 、報告ベースでは5 パーセントの増加となりました。同期の1株当たり調整後利益は前年の1株当たり0.22ドルから0.26ドルに増加し、GAAPベースの損失は前年の1株当たり(0.23)ドルに対して1株当たり(0.11) ドルとなりました。

12月31日に終了した2015年については、ボストン・サイエンティフィック社は通年で74億7,700 万ドルの売上を計上し、これにより、営業収益は前年に比べ8パーセント、報告ベースでは1パーセント増加しました。通年の1株当たり調整後利益は、前年の1株当たり0.84ドルから0.93ドルに増加し、GAAPベースの損失は前年の(0.09)ドルに対して(0.18) となりました。

「当社の2015年度業績は、当社の事業全体、そして拠点とする地域全体で継続的な勢いと安定した実績を挙げることができました。」とボストン・サイエンティフィック社社長兼CEOのマイク・マホーニーは述べました。「当社の革新的なパイプラインと継続的なグローバル展開の相乗効果により、既存の製品開発と事業買収を通じて当社が市場に提供した製品やプログラムは、2016年以降もさらに多くの患者に利益をもたらすでしょう」。

第4四半期業績と最近の主な出来事:

  • 第4四半期の売上は、当社の19億7,000ドルから20億1,000万ドルの間の予想に対して19億7,800万ドルを達成し、前年比で営業収益は10パーセント、報告ベースでは5パーセント増加。
  • 第4四半期の本業収益は、前年比5パーセントの増加。この収益増には、売却事業の売上、為替変動の影響およびアメリカン・メディカルシステムズ(AMS)男性泌尿器疾患ポートフォリオの買収による売上は含まれない。
  • 第4四半期の1株当たり調整後利益は、0.23ドル から0.25ドルの間の予想に対して0.26ドル、1株当たりGAAPベース損失は、0.10ドルから0.13ドルの間の予想に対して、主に訴訟関連費用のために(0.11)ドルを計上 。
  • 第4四半期の営業収益は、為替変動の影響を除いたベースで、前年に比べMedSurg 部門は23パーセント(本業ベースでは7パーセント)増、カーディオバスキュラー部門は本業ベース共に7パーセント増となり、リズムマネジメント部門の売上高は営業ベース、本業ベース共に横ばい。
  • 主要3地域において、いずれも営業収益の高い伸びを達成。為替変動を除いたベースで、前年に比べ米国で12パーセント(本業ベースで5 パーセント)、欧州で10パーセント(本業ベースで5 パーセント)およびAMEA (アジア、中東およびアフリカ)で7パーセント(本業ベースで6 パーセント)増加した。新興国市場では、営業収益で16パーセント(本業ベースでは15 パーセント)増 を達成。
  • 米国と日本でSYNERGY™冠動脈ステントシステムを発売し、生体吸収性ポリマ薬剤溶出型ステントで治療を受ける患者の抗血小板薬二剤併用療法(DAPT)の期間を評価するEVOLVE Short DAPT臨床試験 に着手した。売上で欧州最大の薬剤溶出型ステント市場であるフランスにおいてSYNERGY™ の保険適用を獲得。
  • 経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR)に使用するLotus™大動脈弁システムの米国規制当局の承認をサポートする無作為化比較対照試験、REPRISE-III臨床試験への登録を完了。*
  • CeloNova Biosciences社 からインターベンショナル・ラジオロジーのポートフォリオを買収。悪性腫瘍への予剤送達のため、抗がん剤を搭載できるように設計された薬剤溶出マイクロスフェアビーズおよび子宮筋腫等のため塞栓物質としてのスフェアビーズを含む。**
  • 径が太い上肢および下肢末梢静脈の深部静脈血栓症(DVT)を治療するAngioJet™ ZelanteDVT™ 血栓除去カテーテルを米国と欧州で発売。腎臓、尿管等の結石治療やその他症状の診断に使用する、低侵襲内視鏡治療用のLithoVue™ シングルユース・デジタル・軟性腎盂尿管鏡を米国・欧州で発売
  • ロープロファイル、クローズドエンド、さらに再収納及び再植込み可能としたとした次世代のWATCHMAN FLX™ 左心耳閉鎖デバイスのCEマークを取得し、欧州での発売を開始。***
  • 前世代Precision Plus™ システムと比較し、使用患者の背部痛で70パーセントの大幅緩和が見られたことを実証するデータを公開したPrecision Spectra™脊髄電気刺激システム。
  • 慢性心血管疾患の患者の臨床結果の改善及び治療費の削減に役立つデータに基づくデジタルヘルス・ソリューション、ADVANTICS™ ケア・パスウェイ・トランスフォーメーションを病院に提供するため、アクセンチュア・デジタル・ヘルスとの提携を発表。
* 米国では、Lotus大動脈弁システムは治験用医療機器であり、販売されていない。EUにおいてはCEマーク取得済み。
** 悪性腫瘍への予剤送達のための抗がん剤を搭載できるように設計された薬剤溶出マイクロスフェアは、現在、米国では販売されていない。
*** WATCHMAN FLXデバイスは、米国では販売されていない。EUにおいてはCEマーク取得済み。 
 

第4四半期全世界売上高

GAAPベース連結決算での2015年第4四半期の純損失は、1株当たり(0.11)ドルの1億4,200万ドルでした。これらの結果は、1株当たり0.37ドル、計5億400万ドル(税引き後)の買収、売却、訴訟、および組織再編関連の純費用、個別税金項目および減価償却費用を含んでいます。これらの純費用を除く2015年第4四半期の調整後純利益は、1株当たり0.26ドルの3億6,200万ドルでした。

GAAPベース連結決算での2014年第4四半期の純損失は、1株当たり(0.23)ドルの2億9,900万ドルでした。これらの結果は、1株当たり0.45ドル、計6億200万ドル(税引き後)の無形資産減損費用、買収、売却、訴訟、および組織再編関連の純費用、個別税金項目および減価償却費用を含んでいます。これらの純費用を除く2014年第4四半期の調整後純利益は、1株当たり0.22ドルの3億300万ドルでした。

 

2015年度全世界売上高

GAAPベース連結決算での2015年通年の純損失は、1株当たり(0.18)ドルの2億3,900万ドルでした。これらの結果は、1株当たり1.11ドル、計15億600万ドル(税引き後)の無形資産減損費用、買収、売却、訴訟、および組織再編関連の費用、年金消滅費用、負債償還費用、個別税金項目および減価償却費用を含んでいます。これらの純費用を除く2015年度の調整後純利益は、1株当たり0.93ドルの12億6,700ドルでした。

GAAPベース連結決算での2014年通年の純損失は、1株当たり(0.09)ドルの1億1,900万ドルでした。これらの結果は、1株当たり0.93ドル、計12億4,800万ドル(税引き後)の無形資産減損純費用、訴訟、組織再編関連の費用、および買収と売却関連の純クレジット、個別税金項目および減価償却費用を含んでいます。これらの純費用を除く2014年度の調整後純利益は、1株当たり0.84ドルの11億2,900ドルでした。

 

2016年通年および第1四半期の予想

ボストン・サイエンティフィック社は、2016年通年の収益は、報告ベースで前年比6パーセントから8パーセントの増、営業ベースで前年比7パーセントから10パーセントの増、および本業ベースで前年比4パーセントから7パーセントの増の、79億ドルから81億ドルの間になると予想しています。当社は、GAAPに基づく1株当たり利益は0.62ドルから0.67ドルの間、買収、売却、組織再編関連の費用、および減価償却費用を除いた調整後の利益は、1株当たり1.03ドルから1.07ドルの間になると予想しています。 ,
ボストン・サイエンティフィック社は、2016年第1四半期の売上高は、18億9,000万ドルから 19億4,000万ドルの間になると予想しています。当社は、GAAPに基づく1株当たり利益は、0.11 パーセントから 0.13パーセントの間になると予想しています。買収、売却、リストラおよびリストラ関連の費用、および減価償却費用を除いた調整後の利益は、1株当たり0.23ドルから 0.25ドルの間になると予想されます。

電話会議についての情報

ボストン・サイエンティフィック社の役員は、本日、午前8時00分(東部標準時)より、これらの業績に関してアナリストと電話会議を行う予定です。ボストン・サイエンティフィック社は、電話会議の様子をウェブサイトwww.bostonscientific.comを通じて関係者に配信します。アクセス方法の詳細については上記ウェブサイトでご確認ください。この電話会議の様子は、ボストン・サイエンティフィック社のウェブサイトにて約1年間配信する予定です。
 

ボストン・サイエンティフィック社について

ボストン・サイエンティフィック社は、世界中の患者さんの健康状態を改善するために、革新的な治療法を提供し、患者さんの人生を実り多いものとすることに全力で取り組んでいます。過去35年以上にわたり世界の医療テクノロジーをリードし続けるグローバル企業として、「we advance science for life」の言葉を胸に、画期的な治療法を通じて様々な疾患に苦しむ患者さんや、医療体制の生産性向上にも貢献しています。詳細はホームページwww.bostonscientific.comをご覧いただくか、TwitterFacebookをご利用ください。
 

将来予測に関する記述についての注意事項

このプレスリリースには、証券法(1933 年制定)第 27A 条および証券取引法(1934 年制定)第 21E 条の意味するところの将来予測に関する記述が含まれています。「予期する」「期待する」「予想する」「信じる」「計画する」「推定する」「意図する」などの語句を用いた表現が将来予測の記述となりますが、これらの記述は現時点で得られた情報による確信、想定、推定に基づくものであり、将来の事象や実施を保証することを意図するものではありません。将来予測の記述には、純売上高、GAAP および営業収入率、2015年第1四半期および通年のGAAP ベースおよび修正後の利益、財務成績、事業計画、当社の収益成長率の位置づけなどに関する記述なども含まれます。基本的前提が結果的に不正確であった場合、もしくは一定のリスクや不確実な要素が具体化するような場合には、将来予測に関する記述で明示または含意された見込みおよび予測と実際の結果が大幅に異なる可能性があります。これらのリスクや不確実な要素は、事業戦略の実施能力に対して実際に影響している場合や、将来的に実施能力に影響を及ぼす可能性があり、本プレスリリースの記載で予期した結果と実際の結果が大幅に異なる状況をもたらすことがあります。そのため、本プレスリリースの読者は将来予測に関する記述について全面的に依拠しないよう注意してください。

このような相異をもたらすリスクや不確実な要素には、将来の経済、政治、競争入札、償還、法および規制の諸条件、新製品の導入、市場における新製品の受容、製品市場、市場価格、手続き量、臨床試験の結果、人口統計学的動向、知的所有権および関連その他の訴訟、金融市況、組織再編プログラムの実施とその効果、コスト削減の取り組みおよび成長イニシアチブを含めたビジネス戦略の実施と影響、ボストン・サイエンティフィック社および競合他社の将来的な経営上の意思決定などがあります。新たなリスクや不確実な要素が時として生ずる可能性があり、予想は困難です。これらの要因すべてを正確に予測することはほとんど不可能であり、また、多くは制御できません。ボストン・サイエンティフィック社の将来的な経営に影響する可能性のある要因ならびにその他の重大なリスクに関する概要および詳細な一覧については、証券取引委員会に提出した、最新の 10-K 年次報告書パート I 1A 項目「危険因子」を参照してください。なお、この内容は、提出済みもしくは提出予定の 10-Q 四半期報告書パート II 1A 項目「危険因子」で更新されることがあります。ボストン・サイエンティフィック社は、見込みの変更やその根拠となる事象、条件、状況の変化など、将来予測の記述に記載された内容と実際の結果が異なる可能性に影響を及ぼすような変化について、それらを反映するように将来予測に関する記述の内容を公に更新または改訂する意思および義務を一切否認します。本注意事項は本プレスリリースに記載された将来予測に関するすべての記述に適用されます。

非GAAPによる財務情報の使用

当社の非GAAP財務指標とこれに対応するGAAPベース指標との照合および当社のこれらの非GAAP財務指標の使用に関する説明は、本ニュースリリースに添付の別紙に記載されています。

連絡先:

メディア関連: トム・ ケッペラー
メディア・リレーションズ
ボストン・サイエンティフィック
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投資家向け情報担当
ボストン・サイエンティフィック
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