2014-08-05

AGENT™薬剤コーティングバルーンがCEマークを取得

(このプレスリリースは、2014年7月23日に米国ボストン・サイエンティフィック社が発表したプレスリリースを翻訳したものです。当該製品は、2014年7月23日時点で日本において未承認品です。)

革新的な技術がボストン・サイエンティフィック社の最先端の製品群に加わり、 冠動脈疾患の治療選択肢を拡大

ボストン・サイエンティフィック社(本社:マサチューセッツ州マールボロ、NY証券取引所略号:BSX)は本日(2014年7月23日)、冠動脈疾患の革新的な治療オプションの開発を進めるあたり、Agent™パクリタキセル・コーティングPTCAバルーンカテーテルがCEマークを取得し、欧州市場での販売を開始したと発表しました。Agent薬剤コーティングバルーン(DCB)により、医師はステント内再狭窄(ISR)および新規の小血管冠動脈疾患の治療に、新たな治療選択肢を用いることができるようになりました。

このAgent DCBは、ボストン・サイエンティフィック社のイマージ・バルーンプラットフォームのデリバリー性にパクリタキセルを合わせたもので、この薬剤の効果は実証済です。さらに、パクリタキセルとクエン酸エステル賦形剤を組み合わせた独自のTransPax™コーティング技術を特徴としており、一貫して予測可能な薬物伝達を可能にするため、薬剤コーティングの完全性を維持し、薬物移行の効率を最大限に上げるよう設計されています。

「私たちは、冠動脈疾患を抱える患者さんに最適な治療選択肢を提供することを責務としています」と、ボストン・サイエンティフィック社インターベンショナル・カーディオロジー事業部社長のケビン・バリンジャーは述べています。また、「ボストン・サイエンティフィックの最先端の複雑な経皮的冠動脈形成術用の製品群に、この高度に差別化されたDCBが加わることで、インターベンショナル・カーディオロジー治療における世界的な革新者としての当社の地位をより強固にしてくれるものと考えています」とも述べています。
 

冠動脈性心疾患について

冠動脈疾患とも呼ばれる冠動脈性心疾患は、心臓に血管と酸素を供給する血管に狭窄が生じる疾患です。欧州心臓ネットワーク(European Heart Network)および欧州心臓病学会(European Society of Cardiology)の最近の統計によると、冠動脈性心疾患は欧州において唯一最大の死因となっており、欧州では年間約180万人が死亡しています。冠動脈性心疾患を抱えながら暮らす患者さんは、疼痛、息切れおよび倦怠感を感じることがあり、心臓発作を起こすリスクにもさらされています。

薬剤コーティングバルーンは、米国では市販されていません。
 

将来予測に関する記述についての注意事項

このプレスリリースには、証券法(1933年制定)第27A条および証券取引法(1934年制定)第21E条の意味するところの将来予測に関する記述が含まれています。「予期する」「期待する」「予想する」「信じる」「計画する」「推定する」「意図する」などの語句を用いた表現が将来予測の記述となりますが、これらの記述は現時点で得られた情報による確信、想定、推定に基づくものであり、将来の事象や実施を保証することを意図するものではありません。将来予測の記述には、製品市場、臨床試験とデータの影響、製品性能とその影響、および競争入札などに関する記述なども含まれます。基本的前提が結果的に不正確であった場合、もしくは一定のリスクや不確実な要素が具体化するような場合には、将来予測に関する記述で明示または含意された見込みおよび予測と実際の結果が大幅に異なる可能性があります。これらの要因は、事業戦略の実施能力に対して実際に影響している場合や、将来的に他の要因が加わって実施能力に影響を及ぼす可能性があり、本プレスリリースの記載で予期した結果と実際の結果が大幅に異なる状況をもたらすことがあります。そのため、本プレスリリースの読者は将来予測に関する記述について全面的に依拠することを避けるよう注意してください。

このような相異をもたらす要因には、将来の経済状況、競合、償還および規制の諸条件、新製品の導入、人口統計学的動向、知的所有権、訴訟、金融市況、ボストン・サイエンティフィック社および競合他社の将来的な経営上の意思決定などがあります。これらの要因すべてを正確に予測することはほとんど不可能であり、また、多くは制御できません。当社の将来的な経営に影響する可能性のある要因ならびにその他の重大なリスクに関する概要および詳細な一覧については、証券取引委員会に提出した、最新の10-K年次報告書パートI 1A項目「危険因子」を参照してください。なお、この内容は、提出済みまたは提出予定の10-Q四半期報告書パートII 1A項目「危険因子」で更新されることがあります。ボストン・サイエンティフィック社は、見込みの変更やその根拠となる事象、条件、状況の変化など、将来予測の記述に記載された内容と実際の結果が異なる可能性に影響を及ぼすような変化について、それらを反映するように将来予測に関する記述の内容を公に更新または改訂する意思および義務を一切否認します。本注意事項は本稿に記載された将来予測に関するすべての記述に適用されます。
 

連絡先

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763-494-2664(オフィス)
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スージー・リサ、CFA
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<ボストン・サイエンティフィック社について>

ボストン・サイエンティフィックは、世界中の患者さんの健康状態を改善するために、革新的な治療法を提供し、患者さんの人生を実り多いものとすることに全力で取り組んでいます。過去30年以上にわたり世界の医療テクノロジーをリードし続けるグローバル企業として、「we advance science for life」の言葉を胸に、未だ満たされていない患者さんのニーズに応え、医療費を削減するための広範囲で高性能なソリューションを提供します。
ホームページ(https://www.bostonscientific.com) または Twitter Facebook をご覧ください。
 

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