2013-11-01

バード・エレクトロフィジオロジーの買収を完了

(このプレスリリースは、2013年11月1日に米国ボストン・サイエンティフィック社が発表したプレスリリースを翻訳したものです。当該製品は、2013年11月1日時点で日本において未承認品です。)

ボストン・サイエンティフィック社(本社:米マサチューセッツ州ネイティック、NY証券取引所略号:BSX)は本日(2013年11月1日)、既に発表の合意に基づき、本日、バード社のエレクトロフィジオロジー(EP)部門であるバードEPの買収を完了しました。これにより、急拡大するグローバルEP市場に総合的に取り組むボストン・サイエンティフィックの体制が強化されました。

今回の買収は、ボストン・サイエンティフィックにとって、EPツールのポートフォリオ拡大を可能にするものです。その中には、心臓カテーテル・アブレーションのためのソリューションが含まれます。バード・エレクトロフィジオロジーのグローバル事業から、最新の治療用カテーテル、診断用カテーテル、エレクトロフィジオロジー・レコーディング・システム、心臓内アクセス・デバイスなどを引き継ぐことにより、ボストン・サイエンティフィックのEP市場への取り組みが本格的なものとなります。同市場には25億ドルの価値があり、年率10%近い伸びを示しています。

ボストン・サイエンティフィックのエレクトロフィジオロジー担当ジェネラル・マネジャーであるピート・ソマーネスは次のように述べています。「今回の買収完了は、EP事業を変革・成長するという当社のグローバル戦略の中で重要な意味を持つものです。これによって、キャピタル機器の販売・サービスの専門知識など、当社に不足していた部分が補われるため、エレクトロフィジオロジー専門医が不整脈の患者さんを診断・治療するのに役立つソリューションを充実して提供することができるようになります」。

また、ボストン・サイエンティフィックは、今回の買収によって、戦略的なグローバル市場における販売力が強化されるため、承認間もない「IntellaTip MiFi™ XP」アブレーション・カテーテルや次世代の「Rhythmia™・マッピング・システム」など主要なEPテクノロジーの発売を加速することが容易になります。

ボストン・サイエンティフィックは、現在、今回の買収が2013年度の調整後1株当り利益に及ぼす純粋なインパクトは実質的なものとはならないと予想しています。また、2014年については、約1セントのプラス効果が出るものと考えています。さらに、本日の買収完了に引き続いて決定される買収関連の経費と償却の結果、両年ともにGAAP(一般会計原則)ベースでは希釈化される見込みです。
ボストン・サイエンティフィックのエレクトロフィジオロジー製品ポートフォリオについての追加情報は こちら をクリックしてご参照ください。

<ボストン・サイエンティフィック社について>

ボストン・サイエンティフィックは、世界中の患者さんの健康状態を改善するために、革新的な治療法を提供し、患者さんの人生を実り多いものとすることに全力で取り組んでいます。過去30年以上にわたり世界の医療テクノロジーをリードし続けるグローバル企業として、「we advance science for life」の言葉を胸に、画期的な治療法を通じて様々な疾患に苦しむ患者さんや、医療体制の生産性向上にも貢献しています。詳細はホームページをご覧ください。
https://www.bostonscientific.com

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