2012-11-01

マイケル・F・マホーニーがボストン・サイエンティフィック社の最高経営責任者(CEO)兼社長に就任

(このプレスリリースは、2012年11月1日に米国ボストン・サイエンティフィック社が発表したプレスリリースを翻訳したものです。)

就任によりCEO交代プランは完了、マホーニーが暫定CEOのウィリアム・H(ハンク)・クッシュマンと交代

ボストン・サイエンティフィック社(本社:マサチューセッツ州ネイティック、NY証券取引所略号:BSX)は、本日(2012年11月1日)、以前発表したリーダーシップ交代プランに続き、マイケル・F・マホーニーを同社の新しい最高経営責任者(CEO)兼社長に指名しました。マホーニーは、暫定CEOであるウィリアム・H(ハンク)・クッシュマンの後継者となります。マホーニーはまた、ボストン・サイエンティフィック社取締役会メンバーにも指名されました。両指名は、本日付で有効となります。

マホーニーは、2011年10月に社長としてボストン・サイエンティフィック社に迎えられました。この1年間、マホーニーは特にカーディアック・リズム・マネジメント(CRM)ビジネス、エンドスコピービジネス(消化器および呼吸器分野)および数多くのコーポレート・ファンクションを統括してきました。

「マイクは活力溢れるリーダーであり、彼が長期的に会社を統括していくことは、ボストン・サイエンティフィック社がまさに必要としていることです」と、ボストン・サイエンティフィック社取締役会会長で共同創業者でもあるピート・ニコラスは述べています。また「マイクの、勝利を中心に据えたチームを重視する企業文化を育成する能力、戦略的かつグローバルな視点およびイノベーションへの情熱は、既にボストン・サイエンティフィック社に重要なインパクトを与え始めています」とも述べています。

ボストン・サイエンティフィック社入社以降、マホーニーは同社の主軸となる領域でビジネス戦略を牽引する役割を果たしてきました。注目すべき成果の一部として、CRM事業部におけるいくつかの主要な薬事承認の取得、キャメロンヘルス社の戦略的買収、Alair®気管支温熱療法システムの保険償還適用のマイルストーン達成およびグローバルなビジネス拡大が挙げられます。

マホーニーは、ボストン・サイエンティフィック社入社以前は、ジョンソン・エンド・ジョンソン社において、いくつかの上級グローバルリーダーとしての職責を担っており、ジョンソン・エンド・ジョンソン社退職後の制限期間に対応するため、移行期間が設定されていました。

「この1年間、私は世界中のボストン・サイエンティフィック社の同僚と仕事をし、彼らのイノベーションへの取り組みおよび患者さんの生活を本質的に変えることに真に役立つ医療機器開発への献身的な努力に非常に感銘を受けています」と47歳のマホーニーは述べています。また「私は、ハンクと共に働く機会を得たことに感謝しています。ハンクは、この移行期間中ずっと強力なリーダーシップを発揮しました。私は、この先、長い将来にわたって、この会社を率いていくことを楽しみにしています」とも述べています。

24年以上に及ぶヘルスケア業界での経験を誇るマホーニーは、勝利に情熱を傾ける強力なチームを構築する能力と実績をもつ強力なリーダーとして認められています。ボストン・サイエンティフィック社入社以前は、ジョンソン・エンド・ジョンソン社の医療機器・診断(MD&D)部門のワールドワイド・チェアマンとして、5万人の社員と7社のフランチャイズ企業を統括していました。それ以前は、ジョンソン・エンド・ジョンソン社の整形外科及びニューロサイエンス事業の大手フランチャイズであるDePuy社のワールドワイド・カンパニー・グループ・チェアマンを務めました。ジョンソン・エンド・ジョンソン社入社以前は、病院、メーカー、ディストリビューターおよびGPO(共同購買団体)を1つのグループにまとめたサプライチェーン・ソリューションおよびサービスのリーディングプロバイダーであるグローバル・ヘルスケア・エクスチェンジ社(GHX)の社長兼最高経営責任者を務めました。マホーニーはジェネラル・エレクトリック・メディカル・システムズ(General Electric Medical Systems)社からキャリアをスタートさせ、同社では12年勤務し、画像診断、カーディオロジー、ヘルスケア情報技術における様々なGEメディカルシステムズのビジネスユニットを指揮し成功に導きました。マホーニーは、アイオワ大学で金融の学士号を取得し、ウェイクフォレスト大学で経営学修士号(MBA)を取得しています。

ハンク・クッシュマンの取締役会における職務はマホーニーに引き継がれますが、クッシュマンは、2012年年末までシニア・マネジメントのメンバーおよびトップ・アドバイザーとしての職務を継続します。クッシュマンは2013年にボストン・サイエンティフィック社のコンサルタントに就任します。

「この数年間、ボストン・サイエンティフィック社は、ときに劇的なマーケットシフトに持ちこたえながら、前向きな成果を出し続けてきました。将来を見据えたダイナミックなビジネス戦略を実行し始めたこの時期に、この会社を導くことは自分にとって大きな名誉でした」とクッシュマンは述べています。「私のキャリアの中で、マイクと緊密に連携して仕事をしたのはこれが2度目です。そして、私は、ボストン・サイエンティフィック社がこれまで蓄積してきたイノベーションという財産を今後も引き継ぎ、発展させる覚悟をもつリーダーを得たと考えています」とも述べています。

将来予測に関する記述についての注意事項

このプレスリリースには、証券法(1933年制定)第27A条および証券取引法(1934年制定)第21E条の意味するところの将来予測に関する記述が含まれています。「予期する」「期待する」「予想する」「信じる」「計画する」「推定する」「意図する」などの語句を用いた表現が将来予測の記述となりますが、これらの記述は現時点で得られた情報による確信、想定、推定に基づくものであり、将来の事象や実施を保証することを意図するものではありません。将来予測の記述には、事業計画、エグゼクティブの計画などに関する記述なども含まれます。基本的前提が結果的に不正確であった場合、もしくは一定のリスクや不確実な要素が具体化するような場合には、将来予測に関する記述で明示または含意された見込みおよび予測と実際の結果が大幅に異なる可能性があります。これらの要因は、事業戦略の実施能力に対して実際に影響している場合や、将来的に他の要因が加わって実施能力に影響を及ぼす可能性があり、本プレスリリースの記載で予期した結果と実際の結果が大幅に異なる状況をもたらすことがあります。そのため、本プレスリリースの読者は将来予測に関する記述について全面的に依拠することを避けるよう注意してください。

このような相異をもたらす要因には、将来の経済状況、競合、償還および規制の諸条件、新製品の導入、人口統計学的動向、知的所有権、訴訟、金融市況、ボストン・サイエンティフィック社および競合他社の将来的な経営上の意思決定などがあります。これらの要因すべてを正確に予測することはほとんど不可能であり、また、多くは制御できません。当社の将来的な経営に影響する可能性のある要因ならびにその他の重大なリスクに関する概要および詳細な一覧については、証券取引委員会に提出した、最新の10-K年次報告書パートI 1A項目「危険因子」を参照してください。なお、この内容は、提出済みまたは提出予定の10-Q四半期報告書パートII 1A項目「危険因子」で更新されることがあります。ボストン・サイエンティフィック社は、見込みの変更やその根拠となる事象、条件、状況の変化など、将来予測の記述に記載された内容と実際の結果が異なる可能性に影響を及ぼすような変化について、それらを反映するように将来予測に関する記述の内容を公に更新または改訂する意思および義務を一切否認します。本注意事項は本稿に記載された将来予測に関するすべての記述に適用されます。

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<ボストン・サイエンティフィック社について>

ボストン・サイエンティフィック社(米国マサチューセッツ州)は、最先端メディカルデバイス(医療機器)の開発・製造・販売を行うグローバル企業です。インターベンション(身体をメスで大きく切らない治療)の分野では世界最大手。
https://www.bostonscientific.com

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