2012-05-29

C.R.E.Wireguided拡張用バルーンの適応拡大を発表

(このプレスリリースは、2012年5月29日に米国ボストン・サイエンティフィック社が発表したプレスリリースを翻訳したものです。) 

新規の適応により結石除去術の困難例にも対応する新しい治療選択肢を提供

ボストン・サイエンティフィック社(本社:マサチューセッツ州ネイティック、NY証券取引所略号:BSX)は本日(2012年5月29日)、同社のC.R.E. 拡張用バルーンについて、内視鏡下オッディ括約筋拡張術への適応拡大が、米国食品医薬品局(FDA)に承認されたことを発表しました。この新しい適応により、医師はC.R.E.拡張用バルーンを使用してDilation Assisted Stone Extraction(DASE:バルーン拡張術を用いた胆管結石除去術)を行うことが可能になりました。 DASEは、困難な胆管結石を除去するための新たな治療選択肢です。

「C.R.E. 拡張用バルーンを使ってDASEを実施することができるようになって以来、サイズの大きい総胆管結石を内視鏡下で除去する方法が大きく変わりました。DASEは簡便な手技で、私は結石治療の困難例でも大きな成功を収めています」と、アラバマ州バーミンガムのBirmingham Gastroenterology Associatesに所属するケネス・シグマン医師は語っています。また「C.R.E. 拡張用バルーンは留置が容易で、安定的で確実な拡張径と拡張圧が得られます。私は、これまで何年も食道や胃の狭窄部の治療にこのバルーンを使用しています、DASEにも使いやすいと感じています」とも語っています。

C.R.E. 拡張用バルーンは耐久性および柔軟性に優れたPebax®(ペバックス)を素材とし、異なる圧力により1本で3段階のバルーン径をコントロールできる特性により狭窄部を段階的に拡張するように設計されています。バルーン両端がテーパー処理されていないため、内視鏡下における狭窄部の拡張状態の確認が容易であり、バルーンの有効長が長くなっています。

「DASEによる大結石の除去は容易で、手技も迅速に完了しますから、私はこれまでにかなりの成功率で完全な結石除去術を行ってきました」と、ミズーリ州セントルイスのBarnes Jewish病院のリアド・アザール医師は語っています。また「この手技は学ぶことも容易で、私は問い合わせてきた多くの医師たちに指導してきましたが、彼らも今ではすっかり手技が上達しています」とも語っています。

「C.R.E. 拡張用バルーンのDASEへの適応により、総胆管結石症を患う世界中の6,000万人以上の患者さんに対する新たな内視鏡下治療の選択肢を提供することができます」と、ボストン・サイエンティフィック社エンドスコピー事業部社長のデビッド・ピアスは述べています。また「C.R.E. 拡張用バルーンはボストン・サイエンティフィック社のエンドスコピー製品ポートフォリオの中心的製品であり、患者さんおよび医師のニーズを満たす先進的治療を提供する私たちのたゆまぬ取り組みを強調するものです」とも述べています。

C.R.E. 拡張用バルーンは、消化管の狭窄部の拡張への適応も承認されています。

C.R.E. 拡張用バルーンに関する詳細は下記のGlobal Endoscopy Resources のサイトをご覧ください。
www.bostonscientific.com/endo-resources

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このプレスリリースには、証券法(1933年制定)第27A条および証券取引法(1934年制定)第21E条の意味するところの将来予測に関する記述が含まれています。「予期する」「期待する」「予想する」「信じる」「計画する」「推定する」「意図する」などの語句を用いた表現が将来予測の記述となりますが、これらの記述は現時点で得られた情報による確信、想定、推定に基づくものであり、将来の事象や実施を保証することを意図するものではありません。将来予測の記述には、製品の新規適応、薬事承認、事業計画、臨床試験、製品市場および製品性能などに関する記述なども含まれます。基本的前提が結果的に不正確であった場合、もしくは一定のリスクや不確実な要素が具体化するような場合には、将来予測に関する記述で明示または含意された見込みおよび予測と実際の結果が大幅に異なる可能性があります。これらの要因は、事業戦略の実施能力に対して実際に影響している場合や、将来的に他の要因が加わって実施能力に影響を及ぼす可能性があり、本プレスリリースの記載で予期した結果と実際の結果が大幅に異なる状況をもたらすことがあります。そのため、本プレスリリースの読者は将来予測に関する記述について全面的に依拠することを避けるよう注意してください。

このような相異をもたらす要因には、将来の経済状況、競合、償還および規制の諸条件、新製品の導入、人口統計学的動向、知的所有権、訴訟、金融市況、ボストン・サイエンティフィック社および競合他社の将来的な経営上の意思決定などがあります。これらの要因すべてを正確に予測することはほとんど不可能であり、また、多くは制御できません。当社の将来的な経営に影響する可能性のある要因ならびにその他の重大なリスクに関する概要および詳細な一覧については、証券取引委員会に提出した、最新の10-K年次報告書パートI 1A項目「危険因子」を参照してください。なお、この内容は、提出済みまたは提出予定の10-Q四半期報告書パートII 1A項目「危険因子」で更新されることがあります。ボストン・サイエンティフィック社は、見込みの変更やその根拠となる事象、条件、状況の変化など、将来予測の記述に記載された内容と実際の結果が異なる可能性に影響を及ぼすような変化について、それらを反映するように将来予測に関する記述の内容を公に更新または改訂する意思および義務を一切否認します。本注意事項は本稿に記載された将来予測に関するすべての記述に適用されます。 

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ボストン・サイエンティフィック社(米国マサチューセッツ州)は、最先端メディカルデバイス(医療機器)の開発・製造・販売を行うグローバル企業です。インターベンション(身体をメスで大きく切らない治療)の分野では世界最大手。
https://www.bostonscientific.com

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