GreenLightを用いた手術と
前立腺肥大症について
よくある質問(FAQ)

Q 前立腺肥大症はがんの一種ですか?
A
前立腺肥大症はがんの一種ではありません。

Q GreenLightレーザ療法は、性機能に影響しますか?
A
術前に勃起障害のない患者さんの場合は、99%を超える方に、治療後、手術に起因する勃起障害はみられませんでした。※1
一方で、患者さんの30%に逆行性射精(射精の際、精液が膀胱側に流れる)がみられました。※1, 2

Q 症状改善までにかかる時間は?
A
患者さんの多くが、すぐに症状の緩和を感じられ、処置後24時間以内に尿の流れの改善を実感されます。しかし、病歴・健康状態・その他の要因により、症状の回復が影響される可能性があります。

Q GreenLightレーザ療法で治療後、前立腺肥大症の薬を継続して服用する必要はありますか?
A
他の薬剤同様、適切な投薬計画については担当医にご相談ください。

Q どのくらいで仕事に復帰できますか?
A
多くの患者さんが数日で通常の生活に戻っています。術後2週間は、激しい運動を避けてください。ただし、状況や程度は患者さんによって異なるため、担当医の指示に従ってください。

Q 効果はどのくらい持続しますか?
A
GreenLightレーザ療法では、術後すぐに効果があらわれ、5年間はその効果が持続されるとの臨床報告があります(術後5年までの経過観察データによる)。

 

※1: Malek RS, Kuntzman RS, Barrett DM. Photoselective potassium-titanyl-phosphate laser vaporization of the benign obstructive prostate: observations on long-term outcomes. J Urol. 2005 Oct;174(4 Pt 1):1344-8.
※2: Barber NJ, Muir GH. High-power KTP laser prostatectomy: the new challenge to transurethral resection of the prostate. Curr Opin Urol. 2004 Jan;14(1):21-5.