手術の流れ

入院・検査

手術前に必要な、さまざまな検査を行います。
入院・検査 お薬の飲み方について、医師から特別な指示が出る場合があります。

手術

大きく5つのステップに分けられます。
約4~8時間で終了します。

1.フレーム装着

2.画像撮影・リード植込み位置の決定

3.穿頭・リードの挿入

4.テスト刺激

5.刺激発生装置の植込み

1.フレーム装着

患者さんの頭部に局所麻酔をして、フレームと呼ばれる金属枠を装着します。フレームにより頭部が固定され、刺激部位の位置決めができるようになります。患者さんの脳内の構造を正確に知り、どこにリードを留置し刺激するのかを決めるために重要なステップです。

2.画像撮影・リード植込み位置の決定

フレームを頭部に装着した状態でMRI やCT を撮影し、脳深部のリード植込み予定部位(ターゲット)を決定します。

3.穿頭・リードの挿入

前頭部の頭皮に局所麻酔をし、約4~5cm切開します。ドリルで頭蓋骨に14mm程度の円形の穴を開けます。次にリード挿入部位を特定するために記録用の電極を脳内に挿入し、脳内の電気的な活動を記録します。記録が終了したら記録用の電極を取り出し、リードを挿入します。

4.テスト刺激

リードが挿入されたら、テスト刺激を行います。リードを試験用の体外式刺激装置に接続し脳内に刺激を送ります。
テスト刺激の目的は、リードが正しい位置に挿入され、治療効果があるか、副作用がないかどうかを確認することです。
医師の指示に従って、身体の一部を動かしてみせたり、質問に口頭で答えたりします。
もし効果がなかったり、副作用がコントロールできない場合は、リードを再度挿入し直して刺激部位を変えたり、手術自体を中止したりすることがあります。

5.刺激発生装置の植込み

テスト刺激で効果と副作用について確認できたらリードを頭蓋骨に固定し傷を閉じます。次に全身麻酔下で胸に刺激発生装置を植込みます。リードと刺激発生装置は延長ケーブルでつながれます。これらは全て体内皮下に留置され、体外からは見えません。
刺激発生装置の植込み手術は、リードを挿入した日には行わず、数日後に実施する場合もあります。

刺激の調整(手術後)

通常、手術後は1~2 週間入院する必要があります。
入院中に医師が刺激の調整を行います。
退院後も刺激の調整や検査のために通院が必要ですので、医師の指示に従ってください。